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渡辺亮司

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米州住友商事ワシントン事務所 調査部長

報告

見解今回、選挙終盤戦でトランプ氏とハリス氏の中傷合戦は激しさを増し、米国社会の亀裂はさらに拡大した。これまでトランプ氏は当選の場合、政敵への復讐も呼びかけてきた。また政権発足後に自らに恩赦を与え、内政が混乱することなども懸念されている。しかし、勝利宣言をした演説では「国を癒すのを助ける」と語った。すでに6千万人以上(11月6日早朝集計時点)がハリス氏に票を投じ、選挙結果を受け入れられない国民も多数いる中、今後、トランプ氏は自らも助長した分断国家をまとめていくことができるのか注目。

コメンテータープロフィール

渡辺亮司

米州住友商事ワシントン事務所 調査部長

慶応義塾大学(総合政策学部)卒業。ハーバード大学ケネディ行政大学院(行政学修士)修了。同大学院卒業時にLucius N. Littauerフェロー賞受賞。松下電器産業(現パナソニック)CIS中近東アフリカ本部、日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部、政治リスク調査会社ユーラシア・グループを経て、2013年より米州住友商事会社。2020年より同社ワシントン事務所調査部長。著書に『米国通商政策リスクと対米投資・貿易』(共著、文眞堂)。コメントは個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。

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