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渡辺浩志

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ソニーフィナンシャルグループ シニアエコノミスト

報告

見解インバウンド消費はGDPでは輸出に計上されます。23年は5.3兆円。これは輸出額としては自動車の17.9兆円や半導体等電子部品の5.6兆円に次ぐ第3位。また、今年のインバウンド消費は8兆円超となる見込みです。インバウンドが日本の主力輸出産業となった以上、もっと成長させるべく設備投資と人員配置をしっかりと行うことが望まれます。また、輸出品と国内品で価格を分けているように、インバウンド向けと日本人向けで購買力に応じた別々の価格設定をすることも必要でしょう。こうした取り組みはオーバーツーリズムによる混雑や値上げを緩和し、日本人のレジャーや日常生活への弊害を減らすことにもつながります。

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  • 村山慶輔

    (株)やまとごころ 代表取締役/インバウンド戦略アドバイザー

    補足現場を回っていると、台風や日向灘の地震などの影響でインバウンドが減った、売上が減少したという声はあり…続きを読む

  • 橋賀秀紀

    トラベルジャーナリスト

    解説昨年との対比は、コロナの影響がまだ残っていたことを考慮するとあまり意味をなさない。ただし、コロナ前の…続きを読む

コメンテータープロフィール

渡辺浩志

ソニーフィナンシャルグループ シニアエコノミスト

1974年生まれ。99年に株式会社大和総研へ入社。以降、内閣府、SMBC日興証券株式会社でエコノミスト業務に従事。2017年1月より現職。専門はマクロ経済(国内外の景気、財政・金融政策)と金融市場(株式、債券、コモディティ等)

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