補足現場を回っていると、台風や日向灘の地震などの影響でインバウンドが減った、売上が減少したという声はありましたが、293.3万人という数字を見るかぎり、あまり影響がなかったと言えそうです。実際、インバウンドはかなり前から予定を組んで来日される方も多いのでキャンセルするほどではなかったという判断でしょう。単純に今のペースでいくと、年間で3600万人、例年9〜12月はやや鈍化する傾向にあるので、それを踏まえても3400万人前後で着地する可能性が高いでしょう。
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コメンテータープロフィール
神戸市生まれ。米国ウィスコンシン大学マディソン校卒。卒業後、アクセンチュア(株)を経て、2007年インバウンド観光に特化したBtoBサイト「やまとごころ.jp」を立ち上げ、観光事業者・自治体向けに情報発信、教育・研修、コンサルティングサービスなどを提供。国や地域の観光政策に広く提言を行うほか、メディア出演や執筆も多い。近著に『観光再生 サステナブルな地域をつくる28のキーワード 』(プレジデント社)がある。東京都立大学非常勤講師。観光バリューアップ実践会主宰。
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