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つげのり子

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放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)

報告

見解今回、悠仁さまが成年となったことから、皇族としてのお役目を果たせるよう、「皇族費」が増額されます。これは、昭和22年に公布された皇室経済法に記載された「皇族としての品位保持の資に充てる」ものであり、公の場にお出ましになる際、国民への敬意と品位を保つための原資とされるよう定められています。 かつて上皇さまや陛下は、成年になる前からすでに多くの公務に出席されていますが、公の場に出るにあたっての衣装代や、その舞台裏で公務を支えている私的に雇用された人たちの人件費など、必要経費がかかっていました。 悠仁さまのお務めはまだこれからですが、「皇族費」については、今後、おおいに公務の場にお出ましになり、国民と触れ合う機会が増えてくることから、ご活躍に見合うよう期待したいと思います。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 鈴木洋仁

    社会学者/神戸学院大学准教授

    補足皇族費の増額については、さまざまな見方があると思われます。 悠仁さまのご尊父・秋篠宮皇嗣殿下が成年に…続きを読む

コメンテータープロフィール

つげのり子

放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)

2001年の愛子内親王ご誕生以来、皇室番組に携わり、テレビ東京・BSテレ東で放送中の「皇室の窓」で構成を担当。皇室研究をライフワークとしている。西武文理大学非常勤講師。日本放送作家協会、日本脚本家連盟、日本メディア学会会員。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)、『素顔の美智子さま』『素顔の雅子さま』『佳子さまの素顔』(河出書房新社)、『女帝のいた時代』(自由国民社)、構成に『天皇陛下のプロポーズ』(小学館、著者・織田和雄)などがある。

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