見解イオンの子会社でありながら自由な戦略ができず、厳しい店舗展開なのが現状です。 ただ、コンビニに近いフォーマットは、イオンスタイルやまいばすけっと。ダイエーのCoDeli。また、名古屋でコンビニタイプのデラコなど実験していた。 普通に考えれば、これほどの有益なデータをミックスして新しい業態開発ができそうだがやらない。 これには、グループ内に見えない壁があり、その壁はかなり高いのだろう。 それでもイオンとしても簡単に手放すわけには行かない。この矛盾する現状、非常に厳しい体制でミニストップは経営をしているが何も出来ない状態は今後も続きそうだ。
コメンテータープロフィール
近畿大学商経学部卒業。幼少期は実家の小さなおもちゃ屋で商売を学ぶ。その後、セブン-イレブン、ローソンを経て、コンサルタント会社でも勤務。コンビニの商品や売場全般に詳しく、お店に訪れ消費者目線で買い物して試食する毎日。本部社員として働いた現場経験を活かし、コンビニに関する講演・セミナーからテレビ・ラジオ番組などにも出演。コンビニをテーマにした記事への取材なども。最近ではアジア企業へのコンビニをテーマにした企業講演の依頼も多い。主な著書に『セブン-イレブンで働くとどうして「売れる人」になれるんですか? 』、『ローソン流アルバイトが「商売人」に育つ勉強会』（以上、トランスワールドジャパン）がある。
