Yahoo!ニュース

田矢信二

田矢信二

認証済み

コンビニ研究家

報告

コンビニおでんは、コンビニおにぎりと同じようにコンビニ成長期に一緒に進化した商品と言えるでしょう。ただ、美味しいおでんを提供するためには、事前の仕込みと売場メンテナンスが必要不可欠で、販売格差がかなりでる商品です。 最近では、フードロスとコロナ禍により各社の戦略も別れます。これは、どれだけコンビニおでんに重要度をおいてるかの物差しになります。 従来通りを選択したセブンイレブンは、より商品の向上とセールなどを仕掛けるでしょう。他社は、オープンケースのバウチ商品や電子レンジ対応商品など対策をうっていますが、生命線はカウンター商品の中華まんや揚げ物などの新商品投入やセールで対策する印象です。 最後に、コンビニらしさを発揮するならコンビニおでんを越えるカウンター商品が求められている気がします。商品開発部は、過去の延長線での目線を変えるべきかもしれません。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった813

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 渡辺広明

    コンビニジャーナリスト/流通アナリスト

    コンビニおでんはコロナ禍の飛沫嫌悪の流れから激減しましたが、その前から減っていく傾向にありました。(…続きを読む

コメンテータープロフィール

近畿大学商経学部卒業。幼少期は実家の小さなおもちゃ屋で商売を学ぶ。その後、セブン-イレブン、ローソンを経て、コンサルタント会社でも勤務。コンビニの商品や売場全般に詳しく、お店に訪れ消費者目線で買い物して試食する毎日。本部社員として働いた現場経験を活かし、コンビニに関する講演・セミナーからテレビ・ラジオ番組などにも出演。コンビニをテーマにした記事への取材なども。最近ではアジア企業へのコンビニをテーマにした企業講演の依頼も多い。主な著書に『セブン-イレブンで働くとどうして「売れる人」になれるんですか? 』、『ローソン流アルバイトが「商売人」に育つ勉強会』(以上、トランスワールドジャパン)がある。

田矢信二の最近のコメント