見解大山のぶよさんについて深く記憶に残っているのは、1つにはゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズへの出演を辞退されたことでした。このたび寺田貴信プロデューサーが「ご丁寧に理由を説明いただいた」とコメントされており、少しホッとした思いです。 もう1つの思い出は、新宿にあったセガのゲームセンターで一日店長を務められた際に、ブロック崩しゲーム『アルカノイド』を実演されたのを観戦できたことです。インベーダーゲームとの出会いや、殺伐とは無縁な『アルカノイド』が大好きだと語られつつ、淀みなくスーパープレイされていたのは本当にカッコよかった。この場に立ち会えてよかった…と想いを噛み締めました。 大山さんが所有された『アルカノイド』筐体は、高田馬場のゲーセンに寄贈されています。すでに人だかりですごいことになってそうですが、落ち着いた頃に再訪しようと思います。
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コメンテータープロフィール
京都大学法学部大学院修士課程卒。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。現在はGadget GateやGet Navi Web、TechnoEdgeで記事を執筆中。
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