解説9名の審査員のみなさんはその役割を完ぺきに務められたと思います。 大会前は「9名は多すぎるのではないか」と感じるところもありました。ただ、全審査員のコメントが的確かつスマートで、平場での出場芸人とのやりとりも最小限だったこともあって、非常に見やすかったです。 個人的な見解では、トップバッターに令和ロマンが選ばれたことで、審査員のみなさんも腹を括るところがあったように思えます。あれだけ隙のないパフォーマンスを見せられたら、基準点(90点前後)とかあまり言っていられない。多くの審査員が覚悟を持って高得点をつけ、基準点ではなくむしろ上限点として扱っていったように感じられました。 NON STYLEの石田さんがバッテリィズを評するとき、ダイタク、ジョックロックと比較したコメント内容もとても分かりやすかったですし、ナイツ・塙さんが最終決戦で真空ジェシカを推したのも意思がきっちり感じられました。
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