解説『M-1』に出場すれば注目を浴びることができるーー。お笑いが本職でも、本職以外でも、それなりに有名であればメディアやSNSで取り上げられ、何千人、何万人、何十万人、さらにそれ以上の数にあらためてその存在がアピールできる。 そういった意味で『M-1』は、2000円（エントリー費用）で打てる広告と言える側面もあるのではないでしょうか。 そして芸人となれば、そこに参加しない手はない。ゴー☆ジャスさん、パペットマペットさんは一発屋とは言われていますが、営業芸人としても知られており、『M-1』出場自体が自身の仕事の“プロモーション”になります。また今後は“コンビ売り”もできるようになりますし、さまざまな手段が広がります。 もちろん純粋に「笑わせたい」が一番でしょうが、『M-1』は多くの人にとって仕事を手繰り寄せる“綱”になっていますし、今後ますますその傾向は強まる気がします。
コメンテータープロフィール
大阪を拠点に芸能ライターとして活動。お笑い、テレビ、映像、音楽、アイドル、書籍などについて独自視点で取材＆考察の記事を書いています。主な執筆メディアは、Yahoo！ニュース、Lmaga.jp、Real Sound、Surfvote、SPICE、ぴあ関西版、サイゾー、gooランキング、文春オンライン、週刊新潮、週刊女性PRIME、ほか。ご依頼は yuuking_3@yahoo.co.jp
