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関口威人

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補足この日も田中被告は言葉を発しないまま法廷を去りました。 初公判から2年半以上が経ってようやくの判決ですが、争点はひたすら矮小化され、田中被告の口から詳細な動機や真相が語られることはありませんでした。 唯一まともに述べたのは2月の最終陳述で、関係者へのお詫びなどとともに「(署名の書き写し行為は)合法的な政治活動行為と思慮していた」「今後は時を得て、研鑽を重ねた折にはあらためて政(まつりごと)への活動を行って参りたい」といった言葉でした。 虚しい裁判でしたが、それとは別にこの事件の関係者はリコール制度の信用を失墜させたことに大いに反省を続けるべきだと思います。

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コメンテータープロフィール

1973年横浜市生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学)修了。中日新聞記者を経て2008年からフリー。名古屋を拠点に地方の目線で社会問題をはじめ環境や防災、科学技術などの諸問題を追い掛ける。2022年まで環境専門紙の編集長を10年間務めた。現在は一般社団法人「なごやメディア研究会(nameken)」代表理事、サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」編集委員、NPO法人「震災リゲイン」理事など。

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