見解余ったこと自体を批判すべきではないと思います。消火器と一緒で、使わないですんだのなら、それはそれで良かったわけです。ただ、適切な推計のもとに根拠をもって購入したことを示すべきでしょう。 また、それぞれの抗ウイルス薬を同等に論じるべきではありません。ゾコーバの投与対象は重症化リスクのない患者です。その効果は、風邪症状を24時間短縮させるものであって、パキロビッドやラゲブリオのように重症化による入院や死亡を減らすという効果は認めていません。どのような経緯で購入することになったのか? これは検証が必要だと思います。
コメンテータープロフィール
地域医療から国際保健、臨床から行政まで、まとまりなく活動。行政では、厚生労働省においてパンデミック対策や地域医療構想の策定支援に従事してきたほか、現在は規制改革推進会議(内閣府)の専門委員として制度改革に取り組んでいる。臨床では、沖縄県立中部病院において感染症診療に従事。また、同院に地域ケア科を立ち上げ、主として急性期や終末期の在宅医療に取り組んでいる。著書に『アジアスケッチ 目撃される文明・宗教・民族』(白馬社、2001年)、『地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる』(医学書院、2016年)、『高齢者の暮らしを守る 在宅・感染症診療』(日本医事新報社、2020年)など。
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