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高山義浩

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沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科

報告

記事中の『「5類」に引き下げられると、一般の医療機関でも患者を受け入れられるようになる。』というのは明らかな誤報です。この裏返しが、「2類相当という分類により、一般の医療機関ではコロナを受け入れることが認められていない(だから医療ひっ迫している)」というデマであり、メディアも含めて根強くあるようです。 どこの自治体でも、現状において、一般の医療機関で患者を受け入れてます。たとえば、1月20日時点の沖縄県では、424人の入院患者のうち、重点医療機関に入院しているのは 276人であり、その他の医療機関に入院しているのは 148人となっています。

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コメンテータープロフィール

高山義浩

沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科

地域医療から国際保健、臨床から行政まで、まとまりなく活動。行政では、厚生労働省においてパンデミック対策や地域医療構想の策定支援に従事してきたほか、現在は規制改革推進会議(内閣府)の専門委員として制度改革に取り組んでいる。臨床では、沖縄県立中部病院において感染症診療に従事。また、同院に地域ケア科を立ち上げ、主として急性期や終末期の在宅医療に取り組んでいる。著書に『アジアスケッチ 目撃される文明・宗教・民族』(白馬社、2001年)、『地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる』(医学書院、2016年)、『高齢者の暮らしを守る 在宅・感染症診療』(日本医事新報社、2020年)など。

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