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高辻成彦

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目白大学経営学部准教授/経済アナリスト

報告

緊急事態宣言がかかっているものの、飲食店などの直接の規制がかかる業種を除けば、既に政府・東京都が呼びかける行動規制に準じている東京都民は、前回より少ないように思います。人流は通常通りに戻って来ている印象です。 これまでとの違いは、中高年のワクチン接種が進んでいるという点で、中高年の重症化がある程度防げるようになったのは大きいと思います。しかし、移動する65歳未満の世代のワクチン接種はまだまだですので、前回の感染者数のピークまで徐々に行ってしまうかもしれません。 こうなると、緊急事態宣言に効果があるのかが正直、疑問です。政府が責任を問われないためにやっているように見えております。経済にはマイナス影響が生じる反面、今回の緊急事態宣言は、感染者数の防止に貢献できているのでしょうか。緊急事態宣言の長期化に慣れてきてしまい、抑止力になっていない印象を受けます。

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コメンテータープロフィール

高辻成彦

目白大学経営学部准教授/経済アナリスト

目白大学経営学部准教授。日本ガバナンス・企業価値研究所の所長・経済アナリスト。日本IRプランナーズ協会委嘱CIRP講師・CIRP試験委員。元経済産業省職員。早稲田大学ファイナンスMBA。立命館大学政策科学部卒。株式アナリスト、広報・IR担当双方で所属会社受賞経験を持つ。経済ニュースアプリ・NewsPicksでは8万人以上のフォロワー。著書は『IR戦略の実務』(日本能率協会マネジメントセンター)他計5作品。主なテレビ出演はテレビ東京のワールドビジネスサテライト等。主な講演は、日本IRプランナーズ協会、日経メディアマーケティング、東洋経済新報社、早稲田大学ビジネススクール等多数。

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