見解心が痛くなる記事ですね。ここまでの夫婦の関係性になってしまうと、FP相談ではそれぞれの「不満を聞く会」で終わってしまいがちです。この記事には他の皆さんの参考となるような、未来の夫婦仲を悪くする要因がたくさん散りばめられています。一言で表すなら「会社員（商社とはいえ若いので）一馬力で私立小学校は無謀」です。商社ですから夫の年収が2000万円になってからであれば、払える余力はあると思います。コメントにはいろいろと正論が書かれていますが、簡単に解決できないからお金に関する不安が存在します。このご夫婦の場合はコミュニケーション不全が問題の１つとなっています。モラハラ夫のようですので、下に見ている妻と対等の話し合いも難しそうです。家計を夫が管理するのも家庭がギスギスしそうです。別居しても住居費が増えますし、離婚すれば養育費で生活が苦しくなる。改善、別居、離婚、いずれも経済的にはいばらの道です。
コメンテータープロフィール
日本人が苦手なお金を裏も表も解説します。お金の情報は「誰がどんな立場から発信したのか見極める」ことが大切。寿FPコンサルティング、ライフデザインセンター代表。無料のＦＰ相談・IFA相談マッチングサービスとして「ライフプランの窓口」「住もうよ！マイホーム」「アセマネさん」を運営。1978年生神奈川県藤沢市出身。慶応大学総合政策学部卒業後、金融関係のキャリアを経て有料FP相談を開始。東海大学では非常勤講師として実務家教員の立場から金融リテラシー向上の授業を担当。連載：会社四季報オンライン。著書：ダンナの遺産を子どもに相続させないで。メディア出演、メディア掲載多数。
