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高橋成壽

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お金の先生/C FP/証券アナリスト/IFA

報告

見解本当は「壁は無い」という有識者と、壁を超えることによって「一円でも手取りを減らしたくない」就労者。有識者は就労者の気持ちがわからないのだろうと、最近の報道をみて感じます。政府・厚生労働省は、厚生年金と健康保険の第三号被保険者を廃止した場合に、扶養者と被扶養者の保険料負担がいくらになるのか試算するところから始めてはいかがでしょうか。第三号被保険者が廃止になった場合に、次の矛先は会社員の子どもは無料で健康保険に加入できるのに、国民健康保険は人頭税になっているという点でしょう。公的健康保険制度に人頭税を導入するのは、少子化対策になりませんので、国民健康保険においては子どもの健康保険料を免除としその場合は保険料率はいくらが適切か試算も併せて必要です。国民健康保険においては、自治体任せにせず国として統一した方がいいと思います。

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  • 花輪陽子

    シンガポール在住FP(CFPⓇ・1級FP 技能士)

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コメンテータープロフィール

高橋成壽

お金の先生/C FP/証券アナリスト/IFA

日本人が苦手なお金を裏も表も解説します。お金の情報は「誰がどんな立場から発信したのか見極める」ことが大切。寿FPコンサルティング、ライフデザインセンター代表。無料のFP相談・IFA相談マッチングサービスとして「ライフプランの窓口」「住もうよ!マイホーム」「アセマネさん」を運営。1978年生神奈川県藤沢市出身。慶応大学総合政策学部卒業後、金融関係のキャリアを経て有料FP相談を開始。東海大学では非常勤講師として実務家教員の立場から金融リテラシー向上の授業を担当。連載:会社四季報オンライン。著書:ダンナの遺産を子どもに相続させないで。メディア出演、メディア掲載多数。

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