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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説1989年の発言集で文鮮明教祖が「安倍晋太郎元外相が当時率いていた安倍派を中心に国会議員との関係強化を図るように、信者へ語った」とする内容がすでに報じられていますが、私の信者時代でもあった翌90年の第39回衆議院総選挙では「自民党の〇〇候補に入れなさい」と激しく言われていましたので、全国の信者らが自民党を影で応援していたと思います。 その年に島根県で初当選したのが、細田博之氏です。 安倍晋三氏の父親・晋太郎氏は、教団の会長とは付き合いが深いといわれていました。細田氏は当時からの旧統一教会と政治との関係をよく知っている人物の一人と思われますので、健康になり教団との長い歴史の変遷を正直に話してほしかったところで、記事にあるように真相は闇に消えてしまい、残念な思いです。 解散命令請求を受けている旧統一教会と本当に関係断絶する議員には、赤裸々に過去の実態について話してくれることを願います。

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コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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