解説海外のオンラインカジノに誘導する情報はネット上に溢れています。「海外のサイトに国内から接続して賭ければ違法になる」と記事にありますが、違法性の認識を持つことが必要です。 記事には、借金苦から「闇バイト」に加担するケースもみられるとしています。 以前にマネーロンダリングの罪に問われた人の取材をする中で、その方に海外から犯罪収益金を送った人物の一人は、海外のオンラインカジノにかかわっている可能性があるとの話を聞いたことがあります。 これが本当だとすれば、海外のオンラインカジノに若者を引き入れて借金させ、お金に困らせて闇バイトに手を染めさせ犯罪収益を得るといった、犯罪グループの構図がみえてくるように思います。 くれぐれも、オンラインカジノのようなギャンブルは、第三者の目が入りにくく、身の丈を超えるようなお金を使ってしまいがちなので、軽い気持ちで始めることだけは絶対にしないで下さい。
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コメンテータープロフィール
2001年～02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」（彩図社）は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年～2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。～元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』（清談社Publico）
