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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説これまでは、ネット上に「数百円から修理ができる」という広告を載せて、それを見て連絡をしてきた人たちを狙い、家に入り込むことで高額な費用を請求するという、リフォームやトイレの詰まりなど水回りの修理を通じてのトラブルが多くありました。 まさに今回の害虫・害獣駆除のトラブルもその一つといえます。 20代女性が約 500 円からのゴキブリの駆除の広告を見つけて業者を呼んだところ、作業員からは約 10 万円の請求を出されて、クレジットで支払ったという相談が寄せられていますが、これまでは、こうした窮状につけこむ手口で中高年が被害に遭っていましたが、手口をよく知らない若い世代を狙ってきたといえます。 しかも一人暮らしになると、誰にも相談できずに被害に遭う可能性は高くなります。 とはいえ、50代からのハチの駆除やネズミの駆除のトラブルもありますので、ネットを利用するあらゆる世代が注意する必要があります。

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コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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