ドジャースが史上初のPS日本人対決制しパドレス撃破 山本とダルが珠玉の投げ合い…大谷翔平、歓喜の「バモー!」優勝決定シリーズ進出
【MLB】ドジャース 2-0 パドレス(10月11日・日本時間12日/ロサンゼルス) 【映像】大谷もマウンドへ!試合終了で“歓喜の輪” ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でパドレスとのディビジョン・シリーズ第5戦に先発出場し4打数無安打に終わった。ドジャースの山本由伸、パドレスのダルビッシュ有によるポストシーズン初となる日本人対決は珠玉の投げ合いに。ドジャースが2つのアーチで点を重ねて、リーグチャンピオンシップシリーズ進出を決めた。 日本時間10日の第4戦では3打数1安打、1打点の活躍を見せて勝利に貢献した大谷。今シリーズでは16打数4安打、打率.250 1本塁打、4打点、3得点の成績を残し、最終戦ではパドレスのダルビッシュ有投手と再戦を迎えた。 注目の第1打席、カウント2-2からの6球目、真ん中低めへ鋭く落ちるスライダーにバットが空を切り、この回はダルビッシュに軍配が上がった。3回、1死ランナーなしで迎えた第2打席は、カウント1-1から3球目の高めへのカットボールをを打ち損じてサードフライに倒れた。 6回の第3打席はカウント1-2から4球目のカーブボールにスイングするもバットに当てることはできず空振り三振となった。8回の第4打席は2死ランナーなしでスコットと対戦。しかし苦手とする左腕から空振り三振となった。 なお試合はドジャース先発の山本由伸、パドレス先発のダルビッシュ有によるポストシーズンでは初となる日本人対決が実現。山本は5回を投げて63球、2安打、2奪三振、1四球、無失点の好投。ダルビッシュは7回にこの日2本目となるソロアーチを浴びて降板するも、7回2/3を投げて77球、3安打、2本塁打、4奪三振、1四球、2失点の内容でまとめた。 2回にキケ・ヘルナンデス、7回にテオスカー・ヘルナンデスのホームランで勝利したドジャース。逆王手からのリーグチャンピオンシップシリーズ進出にドジャー・スタジアムは大歓声となる。勝利の瞬間には大谷も「バモー」の一声から満面の笑みでダグアウトを飛び出し、歓喜の輪に加わった。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)