「日本の信者と祝福家庭は、金の卵を産むガチョウとして見られていた」 教団の活動を中で見てきて「やはりそうか」の思いを強くします。 信者らは文鮮明教祖の教えを口にすれば全てのお金を出し、借金での献金もいといません。結果、自己破産する者もいます。資産のない者は、お金のある者を布教して多額のお金を出させます。教団内で活動をさせるだけされられて、身も心もボロボロになって辞めていく信者も多くいます。 問題になるのが、政治家たちです。彼らが教団や関連団体のイベントに出席等することで、信者たちに強い信仰を持たせ、多額の献金を通じた家庭崩壊をも促しました。「霊感商法の広告塔になって申し訳ない」という人もいますが、お金の問題だけではないのです。 二度とこのような事態を繰り返さない為に、しっかりと元信者、2世、被害家族の事情を知った上で、実情に合った被害救済の法案を成立させて頂ければと思います。
コメンテータープロフィール
2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)
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