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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

脱毛の施術を受ける予定の女性のもとに、直前になって「全店舗休業のお知らせ」のメールが届くだけの対応は、事実とすれば首を傾げたくなります。 お客は貴重な時間を空けて予定を入れているわけで、メールだけで予定のキャンセルを知らせるべきではなく、電話などで直接に休業の旨を伝え、客からのクレームの声をしっかりと受け止めての対応が必要なはずです。 お客の側をしっかりと向いた対応をしていないことは、さらなる大きな消費者トラブルに発展することにもなりかねません。 5月の時点で返金トラブルが報道で発覚しています。 経営が厳しいとわかりながらも契約を取り続けていた状況が、今のお客への返金できない状況につながっていないのかや、本当に今後、返金される見込みはあるのかなど、利用者らは大きな不安を抱えています。 それらを払拭させるためにも、一日も早い社長、幹部らの公の場に出ての積極的な説明が求められます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 小菅将樹

    元労働基準監督官/アヴァンテ社労士事務所 代表

    経営者の立場からすると、会社を整理して廃業することの方が楽と感じるところもあるかもしれませんが、経営…続きを読む

コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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