昨年12月、クレジットカードの不正利用から、メタップスペイメントへの不正アクセスによるカード情報流出の可能性があるとの報道が先月末になされていました。加盟店が数千店にも上るとのことで、かなりの数の不正利用の被害を心配していました。 今回、滋賀県のデジタル商品券の利用者から、身に覚えのない請求等の相談が900件以上寄せられていおり、被害の大きさが浮き彫りになっています。しかもクレジット決済した方が約6万6千人で、尋常ではない数の情報が盗られていないか、大きな不安があります。 またカード会社によって様々ですが、補償期間が定められており、期間を過ぎると利用者がその金額をかぶることにもなりかねません。 こうなると、滋賀県のデジタル商品券の利用者だけでなく、どこで自分のカードが不正利用されているかわかりませんので、ぜひとも身に覚えのない利用がないかの明細での確認をお願いします。
コメンテータープロフィール
2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)
多田文明の最近の記事
多田文明の最近のコメント
【独自】「犯罪で得たお金を回収しました」横浜市の強盗殺人事件で新たに30歳の女を逮捕 奪われた現金の回収役か 神奈川県警
TBS NEWS DIG Powered by JNN