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多田文明

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詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

ネットの情報を見て、商品を購入するのが当たり前になってきているなか、虚偽、誇大広告で消費者を釣り上げようとする悪質な手口が横行しています。 昨年の3月消費者庁からも、しみやシワが数日で確実に消えるようなSNSの画像や体験談を出して、化粧品を購入させますが、実際には「表示されていたような効果はなかった」との相談が寄せられるとして虚偽・誇大なアフィリエイト広告への注意を呼び掛けています。 さらにこうした虚偽・誇大広告を見て、キャンペーン価格で商品を一回だけ購入したつもりが、実際には定期購入になっていた等のトラブルもあります。 4月1日から18歳、19歳は成人となり未成年者の取消権は行使できなくなりますので、こうしたトラブルの増加も懸念されます。 記事にもありますが「アフィリエイターが勝手にやったこと」と広告主に言い逃れさせないよう、責任の所在をはっきりさせることが状況改善には必要です。

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コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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