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多田文明

多田文明

認証済み

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

報告

解説このような修理トラブルは、新型コロナの影響でトイレの使用頻度も高かったためか、非常に多く発生しました。しかし家人のトイレが詰まって使えないという窮状につけ込む手口は、今も続いていますので、注意が必要です。 悪質な業者は、「○○最安値」などの文字で引き付けて連絡をさせようとしてきます。これはトイレの修理だけでなく、災害で壊れた家の修理業者など様々な広告でもみられますので、手口だと思ってください。 また業者を呼ぶ時には、見積りだけをとり、工事をしなかった場合、お金がかかるのかを聞いて、業者を家に招き入れた時にも、くれぐれも事前に見積り金額を聞かずに工事を進めてさせないようにしてください。 悪質業者は家人の困った状況につけこみ、なしくずし的に工事して、高額請求するのが手だからです。 もし工事をされてしまい、高額請求をされても諦めずに「188」(消費者ホットライン)に相談してください。

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コメンテータープロフィール

多田文明

詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

2001年~02年まで、誘われたらついていく雑誌連載を担当。潜入は100ヶ所以上。20年の取材経験から、あらゆる詐欺・悪質商法の実態に精通。「ついていったらこうなった」(彩図社)は番組化し、特番で第8弾まで放送。多数のテレビ番組に出演している。 旧統一教会の元信者だった経験をもとに、教団の問題だけでなく世の中で行われる騙しの手口をいち早く見抜き、被害防止のための講演、講座も行う。2017年~2018年に消費者庁「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」の委員を務める。近著に『信じる者は、ダマされる。~元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)

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