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鈴木一人

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東京大学教授/地経学研究所長

報告

解説フーシ派の拠点であるサナアへの攻撃は、ハマス、ヒズボラを無力化した後の脅威であるフーシ派を封じ込めることを目的としているのと同時に、イスラエル国内に向けたミサイル攻撃を抑止するためのものと考えられる。しかし、ミサイル攻撃や空爆だけではフーシ派を抑止することは難しく、イスラエルとしても、決定打を出すことは出来ない。過去にサウジ合同軍と戦って生き延び、事実上勝利したフーシ派だけに、今後、イスラエルがどう対応するのかが問題になってくるであろう。

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コメンテータープロフィール

鈴木一人

東京大学教授/地経学研究所長

専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。

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