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鈴木一人

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東京大学教授/地経学研究所長

報告

解説10月7日のハマスによる奇襲攻撃で拉致した240人を超える人質は、やはりイスラエルとの交渉材料として使われることが目的だったのがこのインタビューから明らかになった。実際、人質を盾に取ることで、空爆の手を緩めさせ、交渉を有利にすることが出来るとなると、今後もハマスやパレスチナ人による武装組織はこうした手段を使うかもしれない、というリスクが高まる。それがわかっているからイスラエルも容易に妥協したり、交渉を進めたりする意思を示さないのだろう。

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コメンテータープロフィール

鈴木一人

東京大学教授/地経学研究所長

専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。

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