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鈴木洋仁

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社会学者/神戸学院大学准教授

報告

補足令和では3回目となる見込みです。 はじめてだった令和2年(2020年)の新年一般参賀は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大よりも前でしたので、参賀者の数は68710人でした。 それから2年間、令和3年(2021年)と令和4年(2022年)は、同感染症の感染拡大防止の観点から行われていません。 記事にあるように、昨年(令和5年(2023年))は再開されたものの、人の密集による感染拡大を防ぐため、抽選で参加者を絞り、12642人が入場しています(当初は約9000人の予定でした)。 今年は、抽選をしない予定でしたので、今回の一般参賀が実施されれば、コロナ禍前に戻ることになります。 皇居での新年一般参賀は、いまから76年前、昭和23年(1948年)の元日が最初で、現在のような、天皇、皇后両陛下や皇族方のお出ましはありませんでした。 その5年後から1月2日の実施となり、中断を挟んで続いています。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 河西秀哉

    名古屋大学大学院准教授

    提言コロナもあり、今年は能登での地震もあったことから、来年は久しぶりの抽選なしの一般参賀になります。 …続きを読む

コメンテータープロフィール

鈴木洋仁

社会学者/神戸学院大学准教授

1980年東京都生まれ。専門は歴史社会学、メディア論。元号や天皇に関する研究を進めている。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(社会情報学)。京都大学総合人間学部卒業後、関西テレビ放送、ドワンゴ、国際交流基金、東京大学等を経て現職。著書に『「平成」論』(青弓社)、『「元号」と戦後日本』(青土社)、『「三代目」スタディーズ』(青土社、2021年2月刊)、共著に『牧野守 在野の映画学』(太田出版、近刊)などがある。

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