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鈴木洋仁

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社会学者/神戸学院大学准教授

報告

補足2024年の1年間に思いを馳せる、貴重な機会と思われます。 石川県をはじめとする被災地には、元日の能登半島地震、そして、9月下旬の大雨、と、今年を通して、多くの人たちが心を寄せてきました。 とりわけ、雅子さまは、先日のお誕生日に際しても、ご自身の学生時代の思い出に触れながら、「心が締め付けられる思いが致しました」と述べられています。 また、9月には、28日〜29日にかけて、長女の愛子さまが、はじめてのおひとりでの地方公務として、能登半島地震からの復興状況を視察する予定でした。 しかし、記録的豪雨により、直前でとりやめとなっています。 今回の両陛下のご訪問は、3月と4月につづくというだけではありません。9月に中止となった、愛子さまの視察への思いもこめた、いちだんと深い気持ちがあるのではないでしょうか。

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コメンテータープロフィール

鈴木洋仁

社会学者/神戸学院大学准教授

1980年東京都生まれ。専門は歴史社会学、メディア論。元号や天皇に関する研究を進めている。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(社会情報学)。京都大学総合人間学部卒業後、関西テレビ放送、ドワンゴ、国際交流基金、東京大学等を経て現職。著書に『「平成」論』(青弓社)、『「元号」と戦後日本』(青土社)、『「三代目」スタディーズ』(青土社、2021年2月刊)、共著に『牧野守 在野の映画学』(太田出版、近刊)などがある。

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