補足日本の、いわゆる団塊の世代生まれの音楽家を時系列で並べるとこうなります。 昭和21年:吉田拓郎(4月) 昭和22年:加藤和彦*(3月)、細野晴臣(7月)、小田和正(9月) 昭和23年:財津和夫(2月)、沢田研二(6月)、大滝詠一*(7月)、井上陽水(8月)、 昭和24年:松本隆(7月)、矢沢永吉(9月) *故人 こう見ると、ブレイクが遅かった小田和正がけっこうな年齢であることが分かります。ブレイクを仮に「愛を止めないで」「さよなら」の79年とすると、同年生まれ(ただし学年は1年上)の加藤和彦はその10年以上前にブレイクしているのですから。にもかかわらず、現在でも果敢なコンサート活動を展開することは一種の奇跡だと思います。前年生まれの吉田拓郎が引退した今、団塊世代の期待を一身に受けるのは小田和正なのです。余談ですが、はっぴいえんどの3人が全員7月生まれというのも面白いですね。
コメンテータープロフィール
音楽評論家。ラジオDJ、小説家。1966年大阪府東大阪市生まれ。BS12『ザ・カセットテープ・ミュージック』、bayfm『9の音粋』月曜日に出演中。主な著書に『幸福な退職』『桑田佳祐論』(新潮新書)、『EPICソニーとその時代』(集英社新書)、『平成Jポップと令和歌謡』『80年代音楽解体新書』(ともに彩流社)、『恋するラジオ』(ブックマン社)、『サザンオールスターズ1978-1985』(新潮新書)、『1984年の歌謡曲』(イースト新書)など多数。東洋経済オンライン、東京スポーツなどで連載中。2023年12月12日に新刊『中森明菜の音楽1982-1991』(辰巳出版)発売。
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