Yahoo!ニュース

助川成也

助川成也認証済み

認証済み

国士舘大学政経学部教授/泰日工業大学客員教授

報告

補足インドネシアがBRICS加盟を認められた。同国は、2023年の首脳会議にジョコ大統領が参加したが、「時期尚早」として見送った経緯がある。しかし、プラボウォ新政権で方針転換、2024年の首脳会議にはスギオノ外相が出席、加盟の意向を表明していた。インドネシアは、イスラエルが同胞国であるパレスチナ・ガザ攻撃を支援する米国に大きな不満を抱えている。  一方で、タイでの現地報道では、タイ外務省はタイがBRICSのパートナー国になったと報じている。前回24年の10月の首脳会議で、BRICSはパートナー国制度を創設した。パートナー候補国として13カ国が挙げられ、ここに東南アジアから、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムが含まれ、報道ではパートナー国として13カ国が認められたとされている。いずれにしても、トランプ次期大統領就任前に、BRICSは拡大に動いた。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 白鳥浩

    白鳥浩認証済み

    認証済み

    法政大学大学院教授/現代政治分析

    解説BRICSの拡大は、ある意味で世界政治におけるG7に対する対抗する組織を構築しようとする試みであると…続きを読む

コメンテータープロフィール

助川成也

国士舘大学政経学部教授/泰日工業大学客員教授

専門はタイを中心とした東南アジア経済、FTA等の通商戦略。東アジア共同体評議会有識者議員。1992年よりジェトロ(日本貿易振興機構)勤務。タイ・バンコク事務所主任調査研究員、海外地域戦略主幹(ASEAN)など20年にわたり東南アジア関連業務に従事。2017年に国士舘大学へ。20年に現職。2022年よりタイ・バンコクの泰日工業大学(TNI)の客員教授を兼ねる。九州大学大学院経済学府博士後期課程修了、博士(経済学)

関連リンク(外部サイト)

助川成也の最近のコメント

  • 助川成也

    国士舘大学政経学部教授/泰日工業大学客員教授

    見解トランプ次期大統領が、様々な場面で言及している関税政策を実施・適用するかはわからない。しかし東南アジ…続きを読む

    こちらの記事は掲載が終了しています

  • 助川成也

    国士舘大学政経学部教授/泰日工業大学客員教授

    見解ODA事業に絡み、JICA職員が業務の見積額などを応札する日本企業に漏えいした今回の事件は、日本のO…続きを読む

    こちらの記事は掲載が終了しています