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松谷創一郎

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見解この問題は東方神起やSMAPとよく比較されてきましたが、今回の会見からは(現段階で)メンバー5人が一枚岩であることがよくわかりました。この会見設定にもミン・ヒジン氏は関与しておらず、本人たちの独断でなされたそうです。 今後は以下が予想されます。 ①ミン・ヒジン氏が代表復帰のうえADORで元のさやに収まる ②ミン・ヒジン氏が代表復帰せずADORで活動を続ける ③ADORを離れて、5人がミン・ヒジン氏とともに活動を続ける 現状は②ですが、今回の会見は①を望むものだと受け止められます。 可能性として③もありうるのですが、おそらくメンバーたちの契約はあと3~5年程度残っており、商標の移管も難しいと推測されますので、ハードルは高いと考えられます。 メンバー移籍や商標等すべてをクリアしてくれるホワイトナイトが現れれば話が早いですが、おそらく数百億円が必要なのでこれも簡単ではありません。

コメンテータープロフィール

まつたにそういちろう/1974年生まれ、広島市出身。専門は文化社会学、社会情報学。映画、音楽、テレビ、ファッション、スポーツ、社会現象、ネットなど、文化やメディアについて執筆。著書に『ギャルと不思議ちゃん論:女の子たちの三十年戦争』(2012年)、『SMAPはなぜ解散したのか』(2017年)、共著に『ポスト〈カワイイ〉の文化社会学』(2017年)、『文化社会学の視座』(2008年)、『どこか〈問題化〉される若者たち』(2008年)など。現在、NHKラジオ第1『Nらじ』にレギュラー出演中。中央大学大学院文学研究科社会情報学専攻博士後期課程単位取得退学。 trickflesh@gmail.com

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