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清水英斗

清水英斗

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サッカーライター

報告

見解「選手を深刻な怪我から守りたい」という気持ちは誰もが同じ。本来、批判覚悟で言うことでもないと思います。 ただ、それでも批判の声があるのは、町田や黒田監督が省みる姿勢を見せないからでしょう。相手側の指摘だけではなく、自分たちはどうだったのか。前半開始直後の高橋選手のレイトタックル、48分にデューク選手が空中で相手を押して危険な落下を誘発した競り合い。どちらも危険なシーンでした。結果として相手が怪我をしてないから町田はラフプレーをしてない、という解釈は苦しい。 相手が衝突を回避&緩和した結果、危険を避けられたとしても、あるいは身体が丈夫で怪我をしなかったとしても、ラフプレーはラフプレーです。 そうした自省とセットで、相手に苦言を呈したのなら、大きな共感を得たと思いますが、現状は結局「やられっぱなしはクラブの恥」だから口でやり返しているだけ、という印象を与えてしまいます。

コメンテータープロフィール

1979年12月1日生まれ、岐阜県下呂市出身。プレーヤー目線で試合を切り取るサッカーライター。新著『サッカー観戦力 プロでも見落とすワンランク上の視点』『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』。既刊は「サッカーDF&GK練習メニュー100」「居酒屋サッカー論」など。現在も週に1回はボールを蹴っており、海外取材に出かけた際には現地の人たちとサッカーを通じて触れ合うのが最大の楽しみとなっている。

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