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佐々木成三

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元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

報告

解説こういった事故が起こる理由としては、一酸化炭素中毒が発症するメカニズムの認識不足が大きな原因だと感じています。 専門家などの知識を有する方であれば、窓を閉め切って練炭を使用することは大変危険であると認識していますが、その危険性を過信したり誤認したりするなどで、最悪命を落とすケースも過去に多く発生しています。 こういった事故をなくすためにも、正しく危険性を認識して欲しいと思います。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 薬師寺泰匡

    救急科専門医/薬師寺慈恵病院 院長

    解説一酸化炭素(CO)はヘモグロビンに結びつく能力が酸素より数100倍高いので、吸入後、酸素が全身に行き…続きを読む

  • 東賢一

    近畿大学 医学部 教授

    補足いろりで炭を起こして焼肉をしていたということですが、炭に火を付けて燃焼させている状態では、酸素が燃焼…続きを読む

コメンテータープロフィール

佐々木成三

元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

22年の警察人生のうち、埼玉県警察本部刑事部捜査第一課で10年間従事し、数々の重要事件捜査本部において被疑者の逮捕、取り調べ、捜査関係者からの情報収集、被害者対策、遺族担当に関わり、多くの経験があります。また、捜査一課においては、デジタルフォレンジック(デジタル証拠)を収集・ 解析するデジタル捜査班⻑として、パソコン、防犯カメラ、スマートフォンの解析を経験しており、サイバー犯罪捜査においても知識を有しています。

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