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境治

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コピーライター/メディアコンサルタント

報告

この記事は先走り過ぎだし誤解を招く。今日行われた「放送業界に係るプラットフォームの在り方に関するタスクフォース」の1回目を報じたものだが、議論のテーマは5つあり「地上波放送の中継局」「衛星放送の番組制作」「インターネット配信」「衛星放送」「国際発信」とある。そのうちの1つだけを取り出して大手通信社が見出しにするのはいかがなものか。議論はキックオフしただけで「本格検討入り」の「本格」もどういう意味か、同じ会議を傍聴した私からすると不明だ。前にも総務省の公共放送についての有識者会議が誤解を招く形で報じられたので注意が必要だ。この会議の資料は総務省のWEBにも出ているので目を通すことをお勧めする。会議名で検索すればすぐに出てくる。

コメンテータープロフィール

境治

コピーライター/メディアコンサルタント

1962年福岡市生まれ。東京大学卒業後、広告会社I&Sに入社しコピーライターになり、93年からフリーランスとして活動。その後、映像制作会社ロボット、ビデオプロモーションに勤務したのち、2013年から再びフリーランスとなり、メディアコンサルタントとして活動中。有料マガジン「テレビとネットの横断業界誌 MediaBorder」発行。著書「拡張するテレビ-広告と動画とコンテンツビジネスの未来」宣伝会議社刊 「爆発的ヒットは”想い”から生まれる」大和書房刊 新著「嫌われモノの広告は再生するか」イーストプレス刊 TVメタデータを作成する株式会社エム・データ顧問研究員

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