補足レース後、東海大・西出仁明ヘッドコーチを取材しました。 その話を総括すると、ロホマン選手の調子は良く、スタート前の状態は普通だったそうです。暑さを考えて、集団のペースをキロ3分03秒から3分05秒に落とすように指示したなかで、ロホマン選手はちょっと速く入りました。残り800m付近でチーム8、9番手を走っていましたが、残り80mからは這って進むようなかたちになったそうです。 東海大はロマホン選手だけでなく、10番目、11番目の選手も熱中症に苦しみ、力を出し切れませんでした。 今回の予選会は〝暑さ対策〟が大きなポイントになったようです。
コメンテータープロフィール
1977年愛知県生まれ。東京農業大学1年時に出雲駅伝5区、箱根駅伝10区出場。故障で競技の夢をあきらめて、大学卒業後からスポーツライターとして活動。現在は「月刊陸上技」「THE PAGE」「webスポルティーバ」「Number WEB」「PRESIDNT Online」「現代ビジネス」など様々なメディアで執筆している。著書に『ナイキシューズ革命 〝厚底〟が世界にかけた魔法』『箱根駅伝ノート』『新・箱根駅伝 5区短縮で変わる勢力図』『箱根駅伝監督 人とチームを育てるマネジメント』『東京五輪マラソンで日本がメダルを取るために必要なこと』『箱根駅伝 襷をつなぐドラマ』など。
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