補足一般医療にたずさわる医師の収入や待遇を高めるのはまさに急務だが、美容医療における施術価格を下げるという方法は、別の視点から言うと少し危険。10代20代で高額の美容医療を受け続けるために夜のバイトをするような歪みも顕在化しつつあり、高額すぎるの問題だが、今や小中学生までが美容整形に強い関心を持ち始めた時代、価格的にあまり身近になりすぎるのもどうなのか。いずれにせよ美容クリニックが増え、美容医療がポピュラーになるほどにいろんな問題が起きてくるのは確か。全体を俯瞰して、問題解決していく国レベルの対策が必要になるはずだ。
コメンテータープロフィール
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストへ。女性誌編集者を経て独立。女性誌において多数の連載エッセイを持つ他、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『されど“男”は愛おしい』』(講談社)他、『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)、『されど“服”で人生は変わる』(講談社)など著書多数。
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