補足「正しい向きでの着用が重要」 動画を拝見する限りは全くのその通りです。 水中で使用する浮き具は救命具ではありません。ここに気をつけたいところです。 浮力をつけることで泳法を訓練する、ビート板やフロートはうつ伏せの状態で使ったり、ものによっては仰向けの状態で使ったり様々です。でも泳法を訓練するためのもので、しっかりとした指導をわかっているインストラクターから習うことで安全に利用することが出来るのです。 水中運動においては全てそうです。浮き具の使い方にしても、背浮きの仕方にしても、わかっているインストラクターによって指導を受けて、始めてしっかりと目的が達成されます。 この浮き具についても正しい向きでの着用を指導してくれるインストラクターのもとで使うべきでしょう。
コメンテータープロフィール
ういてまて。救助技術がどんなに優れていても、要救助者が浮いて呼吸を確保できなければ水難からの生還は難しい。要救助側の命を守る考え方が「ういてまて」です。浮き輪を使おうが救命胴衣を着装してようが単純な背浮きであろうが、浮いて呼吸を確保し救助を待てた人が水難事故から生還できます。水難学者であると同時に工学者(材料工学)です。水難事故・偽装事件の解析実績多数。風呂から海まで水や雪氷にまつわる事故・事件、津波大雨災害、船舶事故、工学的要素があればなおさらのこのような話題を実験・現場第一主義に徹し提供していきます。オーサー大賞2021受賞。講演会・取材承ります。連絡先 jimu@uitemate.jp
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