補足ウクライナの国防情報総局長が１週間前に「先発隊２６００人がクルスクに投入される」と述べた通りの展開になっています。北朝鮮の先発隊が越境したウクライナ軍の進撃を止め、押し返すため前線でウクライナ軍と対峙、交戦するのか、それともロシア軍と連携しながらインフラなどの警備にあたるのかは定かではありません。韓国の情報機関「国情院」が言うように本当に先鋭部隊の特殊部隊ならば、前者の可能性が高いですが、工兵ならば道路，橋梁，鉄道，陣地，地雷原などでの建設または敷設，あるいは爆破などの任務にあたるのではないでしょうか。韓国の国防長官は国会で「どうやって特殊部隊であることを確認したのか」と野党議員から聞かれた際「根拠は明らかにできない」と口籠っていましたが、もしかすると金正恩総書記が９月１１日、１０月２日と異例にも１か月もしない間に２度、特殊作戦部隊の訓練を視察したことからそう判断したのかもしれません。
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コメンテータープロフィール
東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー（～１５年３月）を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」（最新著）をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮１００の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」（アントニオ猪木との共著）「真赤な韓国」（武藤正敏元駐韓日本大使との共著）など著書２５冊
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