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辺真一

辺真一

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

報告

見解米原子力空母が韓国に入港するのは初めてではありません。2017年以来、頻繁に入港しています。2017年には3隻同時入港し、朝鮮半島沖でデモンストレーションをしたこともありました。一体、北朝鮮の何を牽制するというのでしょうか?ミサイル発射などの挑発を牽制するのが目的だとすれば、実際はその逆にミサイル発射を誘発する結果を招いています。先月は「B−1b」戦略爆撃機が飛来し、7年ぶりに爆弾投下訓練を行っていました。北朝鮮はおそらく、原子力空母が離れれば、対抗措置としてまたミサイルを発射するのでは。結局のところ、ミサイル発射を抑止するのが目的ではなく、同盟国の韓国を安心させるのが狙いのようです。米朝はいつまでこうしたイタチごっこを続けるつもりなのでしょうか。

コメンテータープロフィール

辺真一

ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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