北朝鮮の“ごみ風船”、深刻な経済難を反映 故・金正日総書記を偶像化する文書の切れ端も
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見解北朝鮮は宣伝戦や情報戦では所詮、韓国には太刀打ちできません。ビラ風船の応酬でも北朝鮮に勝ち目はありません。韓国は金正恩体制批判ビラを拾ってもらうためチョコパイやカップラーメンなど食べ物や医薬品、さらにはドル札なども一緒に散布していますが、困窮している北朝鮮には同様の対抗措置は取れません。そのため「ゴミ風船」を飛ばしているわけですが、物不足の北朝鮮はゴミを集めるのも一苦労していると思います。残飯もありません。韓国が食べ残し、捨てている残飯は年間500万トン前後と言われておりますが、これは2600万人の北朝鮮人民が必要とする食糧分に当たります。北朝鮮は本音として、一日も早く、この「ビラ風船」を終わらせたいのではないでしょうか。
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東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊