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辺真一

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

報告

金正恩総書記が立ち会ったということは新たな戦術兵器を開発したのでしょう。1月14日に発射したロシアのイスカンデルに似た戦術誘導ミサイル「KN-23」は最高高度36km、飛翔距離430kmで、米国製「ATACMS」を類似した戦術誘導ミサイル「KN-24」は最高高度48km、飛翔距離410kmでした。韓国側の発表とおり、最高高度25km、飛翔距離は110kmならば、これらを改良した新たな戦術誘導ミサイルを開発したのかもしれません。北朝鮮は「核搭載用」と言っておりますので、先の韓国国防省の「先制攻撃発言」に対して妹の与正氏が「核攻撃する」と韓国を威嚇したことが「決して脅しではない」ことのデモンストレーションなのでしょう。恐らく25日に行われるかもしれない軍事パレードにお披露目されるでしょう。短距離ミサイルであれ、米国の原子力空母が韓国沖で牽制している最中に発射したわけですから、実に大胆不敵です。

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  • JSF

    軍事/生き物ライター

    北朝鮮のこの新型は射程110kmの小型短距離弾道ミサイルです。従来の北朝鮮版イスカンデルや北朝鮮版A…続きを読む

コメンテータープロフィール

辺真一

ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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