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辺真一

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

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見解来月の米大統領選挙の結果、トランプ前大統領がカムバックすれば、米朝首脳会談の再開が現実味を帯びます。仮に米朝首脳会談で新たな関係を築くことを約束した2018年の米朝共同声明が再確認されれば、外交関係樹立一歩手間の連絡事務所のワシントン・平壌相互設置が検討されることになるでしょう。石破首相はそうしたことも睨んで東京―平壌間の連絡事務所の設置を構想しているのかもしれません。北朝鮮の西側外交の最優先は対米ですのでいずれにせよ米朝の対話が復活しない限り、日朝首脳会談の開催は厳しいと思います。秘密接触であれ、非公式であれ、公式であれ、実務交渉を重ねない限り、首脳会談にはたどり着けません。決して今までのやり方で良いはずはありません。新たなアプローチが求められています。交渉をするのは政府ですのでここは信頼して、任せるほかありません。

コメンテータープロフィール

辺真一

ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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