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小澤善哉

小澤善哉認証済み

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公認会計士・税理士

報告

見解日商簿記3級には簿記の基本がぎゅっと詰まっているため、とても素晴らしいことだと思います。 簿記の難しさは、①ビジネス取引を前提にしており日常生活で使わない専門用語のオンパレードであること、②一つの取引について表と裏のニ面があることを常に意識しなければならないこと、③フローとストックの概念を瞬時に見分けなければならないこと、に有ると個人的には思っています。 簿記の知識は、専門的な仕事に就く人以外必要ないと思われがちです。 しかし実は、簿記をマスターして資格を取ることで、就職の際に有利に働くのはもちろんのこと、経理以外の職種に就いたとしてもビジネス現場で役に立ち、株式投資成功の可能性が高まり、家計のやり繰りが上手になり、税制への理解が深まるなど、得することがてんこ盛りです。 個人的には、義務教育の過程で簿記の学習を取り入れることも、国民のリテラシー向上に大いに資すると考えます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 太田康広

    慶應義塾大学ビジネス・スクール教授

    補足8歳で日商簿記3級に合格されたとのこと、素晴らしいことと思います。 日商簿記3級は、多くの人が気軽…続きを読む

コメンテータープロフィール

法人・個人の税金をはじめ、相続、会計、法律、経営などジャンルを問わず相談できるオールラウンドプレイヤー会計士を自負。「人の役に立つ仕事がしたい」「毎日ドキドキワクワクしたい」という思いで、日々仕事にまい進中。「なぜ犬神家の相続税は2割増しなのか」「ひとめでわかる株・FX・不動産の税金」(いずれも東洋経済新報社刊)など著書多数。1990年東京大学経済学部卒業。1997年に7年間勤めた監査法人を辞めて独立開業、現在は銀座で小澤公認会計士事務所を開設している。国土交通省「合理的なCRE(企業不動産)戦略の推進に関する研究会」ガイドライン作成ワーキング・グループ委員を歴任。

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