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太田差惠子

太田差惠子

認証済み

介護・暮らしジャーナリスト

報告

補足認知症やその疑いで行方不明となるのは、初期の段階で起きることも多いようです。地域の方々に、「認知症があるので、何かお気づきのときはよろしくお願いします」と伝えておけると安心感が高まります。「高齢者等見守り・SOSネットワーク事業」という認知症の方が安心して外出を続けられる仕組みもあるので、心配があれば地域包括支援センターに相談してみましょう。また、行方不明となった高齢者の情報を公開する自治体もあります。「厚生労働省/行方のわからない認知症高齢者等をお探しの方へ」と検索すると、情報公開を行っている地方自治体のホームページへのリンクの一覧を見ることができます。

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  • 宮下公美子

    介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

    見解認知症になっても暮らしやすい街づくりに住民主体で取り組んでいるある地域では,認知症になったことを近隣…続きを読む

  • 高山義浩

    沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科

    提言徘徊すると困るからと外出をさせないでいると、さらに迷いやすくなってしまいます。悪循環ですね。 デイ…続きを読む

コメンテータープロフィール

京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。「遠距離介護」「高齢者住宅」「仕事と介護の両立」などの情報を発信。AFP(日本FP協会)の資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。一方、1996年遠距離介護の情報交換場、NPO法人パオッコを立ち上げて子世代支援(~2023)。著書に『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第2版』(以上翔泳社)『遠距離介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版)『知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門』(共著,KADOKAWA)など。

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