解説名実ともに「国政政党」となったはずの日本保守党党首・百田尚樹氏ですが、この件について「私はたしかに国政政党の代表ですが、プロの小説家でもあります。」「政治的な公式の場においての発言ならともかく、ネット番組に置いて、小説家としての発言が許されないのはおかしいと思います。」とXで釈明をしています。 一方、これまでも小説家や文筆家が政治家になった例は多くありました。政治家の地位にある以上、「ネット番組」とはいえ、視聴者がいる公開の場においては不適切であることは明らかです。 「25歳を越えて独身の場合は生涯結婚できない法律にする」などという発言は、まさに立法府に複数の議席を有する国政政党の党首の発言であると見做して当然であり、こういった先鋭的な発言はコアな支持層を固めることはできても、無党派層への広がりを阻害する要因になりかねません。
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コメンテータープロフィール
1988年生まれ。青山学院高等部卒業、青山学院大学経営学部中退。2010年に選挙コンサルティングのジャッグジャパン株式会社を設立、現在代表取締役。不偏不党の選挙コンサルタントとして衆参国政選挙や首長・地方議会議員選挙をはじめ、日本全国の選挙に政党党派問わず関わるほか、政治活動を支援するクラウド型名簿地図アプリサービスの提供や、「選挙を科学する」をテーマとした研究・講演・寄稿等を行う。『都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ』で2020年度地理情報システム学会賞(実践部門)受賞。2021年度経営情報学会代議員。日本選挙学会会員。
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