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大豆生田啓友

大豆生田啓友認証済み

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玉川大学教育学部乳幼児発達学科教授

報告

未就学のお子さんが重症とのこと、とても心配です。多くのご家庭でも不安だと思います。乳幼児は重症化しにくいと言われてきました。そのため、保育園や幼稚園・こども園では感染対策を行い、細やかな配慮をしながらも、年齢的な性格上あるいは発達保障の観点から、ある程度の接触的なコミュニケーションは避けられない状況の中、保育を行ってきました。現場は疲弊しながらも、大変な努力をされてきました。今回の重症化のケースを踏まえ、これまでも行ってきたと思いますが、あらためて基礎疾患のあるお子さんへの配慮について、家庭や医療機関と連携しながら対応していくことが求められるでしょう。かと言って、このことが保育全般あるいは家庭や社会の過剰反応に繋がらないことも、子どもの最善の利益の観点から重要だと思われます。お子さんの早い回復を願います。

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コメンテータープロフィール

大豆生田啓友

玉川大学教育学部乳幼児発達学科教授

専門は、保育学・乳幼児教育学。主に乳幼児期の教育・保育および子育て支援に関する質的な研究。 社会的活動としては、日本保育学会理事、乳幼児教育学会理事、こども環境学会理事、等がある。主著には、『「語り合い」で保育が変わる-子ども主体の保育をデザインする研修事例集』、『非認知能力を育てる あそびのレシピ 0~5歳児のあと伸びする力を高める』、『日本が誇る!ていねいな保育 0・1・2歳児のクラスの現場から』『21世紀型保育の探求-倉橋惣三を旅する』等がある。

大豆生田啓友の最近のコメント

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  • 大豆生田啓友

    玉川大学教育学部乳幼児発達学科教授

    父の日が忘れられがちなのは、たしかに母親と比べるとまだまだ父親の存在感の方が少ないのかもしれません。…続きを読む

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