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大元隆志

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CISOアドバイザー

報告

提言海外では「ディープフェイク」を悪用し、猥褻な動画等を捏造し「この動画をばらまくぞ」等と脅迫を行う「セクストーション」と呼ばれる犯罪が問題視されています。 このようにAIを悪用する犯罪は既に存在しており今後増加することは明白なため、英国では性的に露骨な「ディープフェイク」画像の作成を犯罪として取り締まる法改正が検討されています。 英国で検討されている内容としては以下が検討されています。  - 悪意を持って相手の同意を得ずに、性的に露骨な「ディープフェイク」画像を作成した場合、新たな犯罪となる  - 共有したかどうかは関係ない AIが今後より社会に浸透していくのは明らかです。「セクストーション」のような被害は、一度ばらまかれてしまうと被害にあった個人の人生に多大な影響を与えるリスクがあります。日本でも英国のように法の整備を検討する必要があるでしょう。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 山口真一

    国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授

    補足誰でも簡単にディープフェイクを使える、ディープフェイクの大衆化が起きています。今後、偽動画や偽画像は…続きを読む

コメンテータープロフィール

通信事業者用スパムメール対策、VoIP脆弱性診断等の経験を経て、現在は企業セキュリティの現状課題分析から対策ソリューションの検討、セキュリティトレーニング等企業経営におけるセキュリティ業務を幅広く支援。 ITやセキュリティの知識が無い人にセキュリティのリスクを解りやすく伝えます。 受賞歴:アカマイ社 ゼロトラストセキュリティアワード、マカフィー社 CASBパートナーオブ・ザ・イヤー等。所有資格:CISM、CISA、CDPSE、AWS SA Pro、CCSK、個人情報保護監査人、シニアモバイルシステムコンサルタント。書籍:『ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦』など著書多数。

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