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報告

見解侵入機はおそらくシャヘド136自爆無人機で、ウクライナ攻撃に使用され迷走しベラルーシ経由でラトビアのレーゼクネまで飛来したと見られます。 最近、ロシア軍のシャヘド136自爆無人機が迷走して未到達の報告が相次いでいます。ウクライナ空軍司令部の発表を元にすると2024年8月は合計でシャヘド136が781飛来654撃墜72未到達と、発射の1割近くが迷走して未到達となっています。9月は8日時点でシャヘド136は310飛来237撃墜56未到達で、発射の2割近くが迷走して未到達です。 そして8月のシャヘド136の飛来数781は過去最大数だったのですが、9月はこのペースが続くと更に増えて飛来数1000を超える勢いです。 推定になりますが、ロシア国内でライセンス生産が始まったイラン製シャヘド136自爆無人機の大量生産が粗製乱造で製造不良が多く出ていることが迷走機の増加の原因かもしれません。

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  • 鶴岡路人

    慶應義塾大学総合政策学部准教授

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コメンテータープロフィール

弾道ミサイル防衛、極超音速兵器、無人兵器(ドローン)、ロシア-ウクライナ戦争など、ニュースによく出る最新の軍事的なテーマに付いて兵器を中心に解説を行っています。

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