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中澤幸介

中澤幸介

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危機管理とBCPの専門メディア リスク対策.com編集長

報告

補足この記事にあるように、プッシュ型支援は東日本大震災で初めて制度化され、2016年の熊本地震では本格的に実施されました。ところが、熊本地震で顕在化したのは、配送先の拠点まで届けられた支援物資の大半が、末端の避難所まで行き渡らないという新たな問題でした。これを「ラストワンマイル」(最後の短い距離)問題と言います。課題は仕分けや在庫管理にかかる労力が大きくその作業員が確保できなかったことや、道路事情です。支援物資を送るだけでなく、その先として、どう支援物資を管理し、送り届けるのか、その人員をどうするかまでを検討する必要があります。

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  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

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コメンテータープロフィール

中澤幸介

危機管理とBCPの専門メディア リスク対策.com編集長

平成19年に危機管理とBCPの専門誌リスク対策.comを創刊。数多くのBCPの事例を取材。内閣府プロジェクト平成25年度事業継続マネジメントを通じた企業防災力の向上に関する調査・検討業務アドバイザー、平成26年度~28年度地区防災計画アドバイザー、平成29年熊本地震への対応に係る検証アドバイザー。著書に「被災しても成長できる危機管理攻めの5アプローチ」「LIFE~命を守る教科書」等がある。

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