補足教員や保育士は免許失効などで対応ができるようになり、シッターは一応キッズラインの事件を経てデータベースへの登録が可能に。ということで、それ以外の子どもにかかわる領域もカバーすべく議論されはじめたはずのDBS。学習塾やスポーツ関係が除外で抜け穴だらけではそもそもDBSとしての意味合いがかなり軽減してしまうと思います。すぐは難しくても引き続きカバー範囲を拡大させていってほしいです。
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コメンテータープロフィール
東京大学男女共同参画室特任助教。2007年東京大学教育学部卒、日本経済新聞社。14年、立命館大学大学院先端総合学術研究科で修士号取得、15年4月よりフリージャーナリスト。厚労省「働き方の未来2035懇談会」、経産省「競争戦略としてのダイバーシティ経営の在り方に関する検討会」「雇用関係によらない働き方に関する研究会」委員。著書に『「育休世代」のジレンマ~女性活用はなぜ失敗するのか?』『上司の「いじり」が許せない』『なぜ共働きも専業もしんどいのか~主婦がいないと回らない構造』。キッズラインを巡る報道でPEPジャーナリズム大賞2021特別賞。シンガポール5年滞在後帰国。